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暑い日、まだ続きますね~。
しかも台風が来てるというじゃないですか。
以前の長雨でも大変でしたが、今回大事にならぬよう祈っております。

さて、今週の仕入れの成果、なにかとありました。
犬も歩けば棒に当たる、ふらり堂も方々行ったおかげで↓の本を手にするとができたのでした。
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巴里夫、漫画単行本4冊。

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こうやってジャケを見ても、いいですね。両はじは巴さん独特のユーモラスな雰囲気漂うおなじみの表紙絵です。
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でも特に推したいのが、「母とうたわん」。
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もう一回写真を載っけます。「母とうたわん♪」。

不幸な生い立ちを持つ少女が、紆余曲折を経て、生き別れになった母と巡りあうまでを描いております。
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この時代(昭和30年頃)では不幸モノは割と主流だったようです。(右はじの音符の描き方が良いですね)
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シリアスな話にはシリアスな絵を。普段は簡略化された線の主人公がここぞという時に、チョイ劇画タッチに。
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ここまで来ると右と左の絵の落差に驚きを禁じ得ません。
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おまけにトニー谷もどきも現れて、物語は否応が無しに盛り上がります。
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とどめが後半の盛り上がりの、大分県中津駅。何を隠そう、ここは巴里夫さんの故郷なのでした。

やはり故郷はいいですね。物語もハッピーエンドでめでたし、めでたしです。
私もめったに手にすることのできない本を触れてめでたしです。

おかげで今週は良い一週間となりました。
あと願わくば、台風が恙無く(つつがなく)過ぎ去りますように。
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ふらり堂

これはうれしい藤子不二雄本の入荷です。
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「まんが道」「SF全短編集」をはじめ、面白い作品が入って参りました。
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特に目を惹くのが大都社「仙べえ」。全集に収録されるまでは、
この単行本でした読むことができず、以前は高値で取引されておりました。
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あと私だけではないでしょうが、「愛たずねびと」の単行本を見ると、
奥付を見たくなりませんでしょうか?
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この単行本、実は初版は誤表記で、名前のアルファベットが「Fugio Fugiko」になっております。

これを知っていても誰からもほめらたことはありません(笑)。
でも古本屋・古本好きなら、知っていたらうれしいトリビア!

ふらり堂

このところ本の大量買取もあって、ふらふらでした。
やはり階段で3階のところから段ボール160箱降ろすととても体力を使いますね。

さてそれとは別で、宅配買取で戦前のものを中心に買取がありました。
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石田英助「一休和尚さん」中村書店 昭和11年。
函入りは大変珍しいです。こういったものが世の中にはまだ残っているもんなんですね。
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ネットで調べたら石田英助先生は1914年生まれで、現在102歳!!
この本は22歳のときの作品なんですね。感慨深いもんがあります。
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他に入っていた漫画本。田河水泡「のらくろ探検隊」講談社 昭和14年。
これまた函入りは珍しいです。復刻版と違って、本物は紙質の関係で薄いんですね。
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動物の描線がデフォルメが効いてて、シンプルで美しいです。
じっと見てると、長谷川町子や杉浦茂へと続く源流を感じられますね。

かなり本が増えてきたので、今月後半片づけに追い込みをかけます!!

ふらり堂

ここ数日倉庫の片づけをしたら、
だいぶ前に仕入れた本が出て参りました。
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井上一雄「愉快小僧」鶴書房 昭和26年発行。
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井上一雄といえば漫画少年、そしてバット君。34歳で急逝、夭折の漫画家であります。
彼の絵といえば、印象に残るのは右と左ページの一コマ目の登場人物の口。
鼻が省略されていて、大変シンプル。最初見た時はかなりインパクトがありました。
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芳谷まさる「コドモ日本丸」雄鳳堂昭和18年。(戦前の本。小口に名前の書き込み有。残念~)
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シンプルな描線と二色の美しい色使いがマッチしていて、イラストとして完成度が高い漫画です。
私的には芳谷センセは、口を閉じた際の太い描線がカッコイイと思っております。
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池部釣「ナフタリン小僧」学芸社 昭和18年。(かなりイタミがあります。涙)
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政治風刺画的なイラストの物語。いわゆるポンチ絵ですね。

しばらくショーケースに飾っておきますので、興味のある方はご来店くださいね。

ふらり堂

大変珍しい本を入荷しました。
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鈴枝四郎「少年ターザン」復讐編東洋出版 昭和26年発行
川路あきら「ターザン印度へ征く」巧人社 昭和26年発行
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残念ながら表面カバーは無いですが、年代を考えると、綺麗な状態だと思います。

こういう本はやはりショーケースに飾って、眺めていたくなりますね。
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「少年ターザン」は山川惣治風の絵物語ふう。
キングコングや恐竜が出てきて、その荒唐無稽さが面白いです。
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対して「ターザン印度へ征く」は手塚風の丸っこい線です。
動く時の描線が田河水泡のように煙幕的で、コミカル。
猿や動物たちが可愛いく描かれております。

いいものって、珍しいものって、ナカナカ手放したくないですよね。
ああ、どうか売れてくれませんように。
いや生活のために売れてくれますように。
え~い、どっちだ!

ふらり堂

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